そもそもは、1990年代のまだ世界が今より平和だった時代に、「単なるSF的な発想で」書かれた曲です。例えば、かの有名な古いSF映画「猿の惑星」のクライマックスで、猿に支配された惑星は、実は人類が滅んだ後の地球だった、と同じような発想です。
以下は、オリジナル版発表当時の曲目解説(原文そのまま)です。

 いつか地球が滅亡する日が来たら、どんな気持でしょう?
 地球から脱出する宇宙船の中から、遠ざかってゆく青い天体を眺めながら、人々は何を想うのでしょう?楽しかった日々の風景が、懐かしい数々の想い出が、走馬灯のように駆け巡るのでしょうか?
 そんなことを思いながら、書いた曲です。

これ、1990年代に書かれたものとはいえ、リアルな現状からそのまま捉えたら、ちょっとシャレにならないでしょう? ただ、気持ちとしては、これだけ愛おしい地球ならば、皆で力を合わせて守りましょう、の逆説的な強いメッセージが込められています。この点だけは、今回のリメイク版発表に際して、理解して頂きたいと思っています。あくまでこの曲の根底にあるのは、「地球賛歌」です。
 ファイル名  Sayounara.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  19.4MB
 5分14秒  
 2021年8月末の、再録音バージョンです。従来のオリジナル・バージョンをかなり大幅に改訂しました。取り上げたのは、2005年の私のオリジナル曲「パリの並木道」です。
 今回の曲も、オリジナル・バージョンは、「そーとー手抜きでひどかった」(笑)です。なので全体的に時間をかけて見直して、全面改訂しました。
以下、2005年当時の、解説からの引用です。

主に自然や宇宙をテーマにした曲の多い私の他の作品とは趣きを変えて、今回は異国の街、パリを音楽で表現してみました。
 黄金色に色づく街並木の道を、恋人達が寄り添うように歩く情景を思い描きながら、ロマンチックなシンフォニック・ロックに仕立てました。(基本的にラヴ・ソングを書くことが少ない私にとっては、これは大変に珍しいことです(笑))。
 みなさまどうか、ロマンチックで素敵な「異国の旅」をお楽しみください。

...だったハズなのですが、今回リメイクするに当たって、制作過程でカナーリ色んなイメージが思い付き的に入り込んでしまったために、なんか完全に「別世界」になっちゃいました。 まっ、いーか...。(笑)
 ファイル名  PariNamiki.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  29.2MB
 7分19秒  
 ずっと前に、夏休みで海へ旅行に行って(実わ伊豆の海岸だったなんて、口が裂けても言わないかんね...(笑))、ボケーっと青い海を眺めながら作曲しました。一日の海の風景を、

1.夜明け
2.昼 〜 静かの海
3.日没

の3部構成で表現しています。
あと、もう、どーせ誰かに言われちゃうんだから、自分から言っちゃうんだけど、この曲、

 「ほっとんどもろ、ヴァンゲリスっぽい」(大笑) 
 (あえて、パクリとまでわ、言わない...w)

えぇ...我が敬愛するヴァンゲリスさま、そーとー意識しまくって作りましたってば。(笑)
なので、まあいつもそーなんですが、シンセの音は「いわゆる、それ風」なんですよね。やっぱこのあたりが、ともべ、どーしても避けて通れない「1つの原点」なんですかねぇ〜...??。
曲的には、穏やかでかつ雄大な、大海の印象が伝わってくれれば嬉しいと思ってます。
 ファイル名  UmiKamome.m4a
 AAC 44.1khz 
 512kbps 20.0MB
 5分25秒  
最新兵器、Erica Synths SYNTRXを、前作より大幅に導入しています。シンセ・エフェクト系の音は、一部を除いてほぼSYNTRXを使用しました。ともべの音楽の中での、SYNTRXの使用法が少しづつ明確になりつつあります。
 曲自体は、広大な、見知らぬ異国の大地をイメージして、1995年に書いた曲です。
 その土地にはもちろん私自身、行ったことはありません。しかしその土地は人間本来の「母なる大地」として、全ての人の記憶の奥底に、脈々と息づいているのです。
 魂が過去から受け継いだ、セピア色の懐かしい情景です。
 ファイル名  Kioku_Nonaka.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  16.6MB
 6分19秒  
ともべのオリジナル楽曲シリーズ パート3
ともべ流のクリスマス・ソングをお届けします。
 この曲のオリジナル・バージョンを制作したのは、確か1980年代の末ごろ、私がまだ20代です!!オリジナル・バージョンのあまりにも古い録音に自分でも耐えかねたので(笑)、今回セルフ・リメイクすることにしました。作曲はもち、私自身です。クリスマスの夜の夢見るような情景と、そしてその中に存在する一片の哀しさを、音楽で綴ってみました。
 今、世の中とってもタイヘンですが、皆さん、クリスマスぐらいはどうか素敵な夜をお過ごしくださいね...。
ファイル名 TukiToMori.m4a
AAC 44.1Khz
512kbps 29.4MB
7分39秒
 「遠い南の島」のユートピアをイメージした曲です。
 1970年代的な「楽園志向」、「パラダイス志向」みたいなものを、音楽で表現してみました。
 ある日突然、誰にも告げずに「片道切符」で行く、遠い南の無人島。一人太陽の下で、俗世間を捨てて、ラム酒に生きる...そんな人生を思い描いて下さい。
 私自身の「憧れの種子」が、こんな曲にも芽吹いています。
あと、最新兵器、Erica Synths SYNTRX、イントロ(2回)で、ほんのチョットだけ、音のスパイス的に使用してみました。

ファイル名 Taiyou_Shima.m4a
AAC 44.1khz
512kbps 13.0MB
3分25秒
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