2024年、最初の新曲になります。今回はかなり前から演る予定だったチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」(もちろん、誰でも知っている第1楽章の冒頭部分だけ...)のカヴァーに、ようやくチャレンジすることにしました。

 まず最初にお断りしておくと、特にピアノソロの中間部は原曲を離れてそーとー「ハデに遊んじゃって」ます。なのでクラシック・ファンの方、どうか怒らないでね...w。

...で、「どう料理するか??」実は最初からは皆目見当が付かなかったので、

「やりながら、試行錯誤で考えた」 w

特にこの曲のスコア、管弦楽の部分は比較的シンプルなのだけれど、ピアノのパートだけが

「コレ、本当に10本の指で、足りるの??」(笑)

みたいな超絶技巧的なコトになっていて、「この部分をどーかわすか??」が、一番の懸案事項になっていました。結果、特にピアノソロの中間部分はモジュラー・シンセで結構ハチャメチャなことを演ることにして、

「なんかこの部分だけ、EL&Pの「展覧会の絵」みたいになっちゃったね...」(笑)

なーんて、自分では思いました。

あと、それ以外のどうしても避けて通れないピアノのパートは、自分で死ぬホド練習をして弾きました(...と、たまには大ウソついてみる w)

最後にくどいよーですが、あくまで「シンフォニックロック」としてカヴァーしたので、「原曲とは全く別モノ」として聴いてくらはい。よろしくお願いします...。
 ファイル名  Tchaiko_Piano_Conce.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  16.0MB
 4分13秒  
チャイコフスキー
  英国を代表する大作曲家、サー・エドワード・エルガー様の最も有名な曲、「行進曲 <威風堂々> 第1番」の、シンフォニックロック・バージョンです。
 この曲の第2主題、トリオの部分は歌詞が付けられて、英国では「希望と栄光の国」というタイトルで第2の国歌として大変親しまれていますし、一方、米国では大学の卒業式ではもっぱらこの曲が演奏されるとのこと。世界的な大人気曲です。

 思えば、この曲のトリオの部分だけはロックにカヴァーされたケースを数多く聴くのですが、第1主題を含んだフル・バージョンでロックにカヴァーされたケースを、私はこれまで聴いたことがありません。なので、今回チャレンジしてみました。

 ...で、この曲はトリオの部分があまりに有名過ぎるがために、比較して世間では第1主題の扱いが割と軽いと、(個人的には)感じています。

「楽曲の構成上、必須なんだけれど、トリオをより感動的に聴かせるためにあるみたいな...」

なんて印象、私自身もちょっと感じていました。
(偉大なるエルガーさま、ごめんちゃい...)

 で、今回、この第1主題の部分をドラムスとギターを入れてロックっぽくしてみたのですが、こうやってシンプルに、リズムと主メロディーを明確化してみると、意外にもポップで親しみやすいメロディーをしていると思いました。制作した私自身の感想です。
 なお、原曲のオーケストレーションは相当複雑なのですが、ここではあくまで「シンフォニックロック」としてシンプルに演ろうとしています。なのでスコアからの音の採り方がかなり雑なんですが、クラシック通の方、どうかそこ、ツッコまないでね...w。
 ファイル名  Pomp_and_Circum.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  27.3MB
 7分22秒  
サー・エドワード・エルガー
 ファイル名  G_String_Aria.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  22.4MB
 6分03秒  
J.S.バッハ
2023年の再録音バージョンです!!
 以前から当サイトで配信されていて、あまりにも出来が悪かったために(笑)、一旦は引っ込めたバッハの「G線上のアリア」、ようやくリメイクが完了致しました。

 思えば前のヤツは、2014年にノートPCに初めてCubaseを導入してみて(しかもそもそもは、シーケンサー(AKAIのMCP2000)が壊れたので、代用品として使うつもりだった...)、
「せっかくDAW入れたんだから、なんか録音でもしてみっかぁ〜??」
とか言いながら、テキトーに制作したものです。元になった譜面なんざー、エレクトーン用にアレンジされたシロモノで...(笑)
 なので今回、割りときっちりと作りたかった。

 ちなみにタイトルは従来通り「G線上のアリア」のままとしていますが(その方が、判り易いので...)、今回は原曲となったバッハの「管弦楽組曲第3番ニ長調 第2曲 エール」のスコアから、音楽を起こしました。なので「G線上のアリア」だとキーはCメジャーに移調されているんですが、今回はオリジナル通りにDメジャーのキーとしています。(両方比べてみて、ストリングスの演奏では、やはりこちらの方が良いと感じたので)

 しかしながら、今回もそーと派手に遊んじゃったので、

  「かの音楽の父、大バッハ様も、激怒必至」(笑)

ごめんちゃい...w
 ファイル名  OverTheWaves.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  26.9MB
 7分16秒  
フベンティーノ・ローザス
  メキシコの作曲家、フベンティーノ・ローザスによるワルツで、セミ・クラシックとしてもたいへん有名な曲です。思いっきり大胆に、シンフォニック・ロックにカヴァーしてみました。
 原曲はタイトルからも、大海原を帆船が悠々と進む光景を表しているのでしょう。その壮大なイメージは大切にしました。しかしながら、よりブリティッシュ・ロック(プログレッシヴ・ロック??)的な色合いの強い、味付けをしています。
 ウィンナ・ワルツ形式の曲なので、各テーマごとに廻り灯籠のようにリード楽器が入れ替わります。その変化の妙も楽しんで頂けたら嬉しいです。
 今回リメイクするにあたり、基本はオリジナル・バージョンのアレンジを踏襲しながらも、より「前回の未完成さを補完する」方向性で、ブラッシュアップしていく方針で作業を進めました。
 大変な状況の今の世の中ですが、この明るい1曲が、少しでも皆さんの心の光になりますことを祈って...。
 今回取り上げたのは、バッハの有名な「ラルゴ」です。
 今迄配信していたオリジナル・バージョンが、そーとー「手抜きでいい加減に」(笑)作られていたので、今回、全体的に見直して完全リメイクしました。
 今回も、Erica Synthe Syntraxを駆使して、サウンド・エフェクトを大幅に導入しています。また、それぞれの場面でリードを取る楽器も、大幅に見直して変更しました。こーんなカンジの「シンフォニック・ロック + 伝統的なシンセ・ミュージック」みたいな方向性が、最近の私の嗜好なのですが、いかがなものでしょうか?例によってハモンド・オルガンもフューチャーして、我が敬愛する「プロコル・ハルム風」も、前バージョンと同じく効かせてあります。「大聖堂のような荘厳さ + ちょっぴりアバンギャルド(死語...w)」みたいな雰囲気で伝わってくれれば、嬉しいです。
 曲の後半はややハードに仕上げて、エレキ・ギターとアナログ・シンセ(コルグのMono/Poly)がそれぞれにリードを取っています。クライマックスは例のごとく「いつものお決まり」(笑)で、ストリングスと混声合唱で、メッチャ盛り上げてみました。
 「バッハの名曲も、こ〜んなになっちゃった!!」...ってな感じで、かの「音楽の父」J.S.バッハ氏も、草葉の陰でさぞかし泣いていることかと...(笑)。
J.S.バッハ
 ファイル名 BachLargo.m4a 
 AAC  44.1khz
 512kbps  20.2MB
 5分30秒  
 20世紀イギリスを代表する作曲家、エルガーの小品です。 最愛の妻に捧げられたものと云われています。
 原曲の心なごむ美しい味わいはもちろん残しつつ、シンセサイザーを使用してシンフォニックロックに仕上げてみました。
そもそもが、今まで配信していた旧バージョンを録音したのは、私がまだ20代だったと思います。まったく若いとゆーのわ何とも恐ろしいとゆーか...かの英国を代表する大作曲家、サー・エドワード・エルガーさま(「サー」なんだから、「ナイト」の称号なんですよっ!!)の作品を、「メロディー、一部気に入らないから、変えちまえっ!!」って...あのぉ〜...エルガーさま、ごめんちゃい。(笑) 今回、再録音するに当たって、元のメロディーに戻すか??さんざん迷ったんですけどねぇ〜...結局「若気の至り」のままでいくことにしました。ちゃんちゃん。(笑)
 午後のお茶など飲みながら、どうぞ....。
 ファイル名  AinoAisatu.m4a
 AAC  44.1khz
 512kbps  20.5MB
 5分23秒  
サー・エドワード・エルガー
L.V.ベートーベン
クラシックの名曲カヴァー曲シリーズ
 

 有名なベートーベンの「ピアノ・ソナタ第8番「悲壮」 第2楽章 アダージョ カンタービレ」を、シンフォニック・ロックにカヴァーしてみました。ピアノ・ソロの静かな原曲が、「こ〜んな風になっちゃう!!」。ベートーベンも、さぞかし天国で嘆いていることかと...(笑)。アレンジに際しては、プロコル・ハルムとエニドが念頭にあったことは、言うまでもありません。
 この曲に私が託したかったのは、「希望の光」という言葉です。
 
ファイル名 HisoSonata.m4a
AAC 44.1khz
512kbps 20.7MB
5分29秒
悲壮ソナタのアダージョ
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